図. 二本鎖DNAの選択的相互作用(自己集合)

生理的濃度のマグネシウムイオンが存在すると、二本鎖DNAは、“自分”と同じ塩基配列をもつかどうかを見分けて、

同じものどうしが集合体を形成する。Biochemistry 46, 164-171 (2007)


図. ヌクレオソームの選択的相互作用(自己集合)

ヌクレオソームどうしも、DNAが“自分”と同じ塩基配列をもつかどうかを見分けて、同じものどうしが集合体を

形成する。写真は原子間力顕微鏡(AFM)でとらえた画像。Nucl. Acids Res. 41, 1544-1554 (2013)


図. DNAとヌクレオソームの各自己集合現象は、相同クロマチン繊維間ならびに相同染色体間の相互作用の駆動力になっていると考えられる

関与する現象(仮説): 減数分裂時相同染色体対合、多糸染色体形成、トランスベクション、etc.



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